2014年08月06日

朝日新聞が誤りをしぶしぶ認めた

朝日新聞がついに非を認めた。
一部ではあるが従軍慰安婦に関する過去の記事が誤りだったとした。しかし、当時は混乱していただのなんだの言い訳満載である。無理やり自らを正当化し、イデオロギーに固執した攻撃をやめるつもりはないらしい。

朝日新聞のサイトを見てみたが、まるでそんな騒動はなかったかのようである。連続特集で検証記事を載せるべきであろうに。
32年間の間訂正を拒んだというのであるから相当のものである。長きにわたって真実を追求してきた報道機関、ジャーナリストの努力と根気を賞賛したい。

問題となった吉田証言なるものは当初より疑問が提示されていた。報道機関はなにより事実に基づいていなければならないわけである。事実にイデオロギー的味付け(事実をどう評価するか)をすることはあったとしても、事実を捻じ曲げてはいかん。
事実に疑問が提示された時点で検証するのが報道機関として当然のことであり、自らのイデオロギー的戦術のために事実を覆い隠すのであれば単なる政治活動団体に過ぎない。

朝日の姿勢も許しがたいが、周辺も許しがたい。

たまたまTBSラジオ系列の番組を聞いていたのであるが、その主張がおかしい。TBSといえばまぁどちらかというと左向きな主張が目立つ。出演する個々のキャスターやジャーナリストにはバランスの取れた人もいると思うのだが、そういう人でもいきなり偏った発言になることがあり、それに反論するような人も登場せずということが多々ある。局としてなにか縛りがあるのだろう。
さて、その主張である。ジャーナリストらしき人が「朝日のやったことは悪いことではあるのだが、それほど大きく取り上げるのもどうかと思う。従軍慰安婦の問題は変わらず追求すべきで、政府も河野談話を継承すると言っていることを重視すべきだ」というようなことを言い、キャスターの人も同調した。また、朝日新聞を国会に招致するのは政治利用であってマスコミ界で閉じて解決すればいいとまで言い放った。

どう考えてもおかしい。些末な表現が間違っていたならともかく、重要な、事実認定の根幹をなす問題に嘘をつき、それを32年間強弁していたことを大きく取り上げないでどうする。
この吉田証言をベースに河野談話もこれまでの対韓戦略も決められているのだ。国会に承知して経緯を正し、その背景からどんな力が働いていることを明確にすべきなのは当然のことだ。不正な力で捻じ曲げられていれば日本のみならず韓国をも侮辱することになるのではなかろうか。

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韓国の反日勢力も朝日新聞も、「歴史的事実」を日本政府(戦前戦中の日本政府をも含め)と日本人を攻撃する材料としてしかとらえていない。
攻撃できればいいのであって、それが本当に事実かどうかなんて関係ない。だからこそ32年間も認めないのだ。
攻撃して日本政府を屈服させることができたとして、それを友好と呼ぶというならおめでたいものである。
いくら政府が膝を屈しても「真実は違う」という考えは消えはしない。もちろん、そのすべてが真実として正しいということもなかろう。片方の陣営だけが100%正しい事実を主張しているということも不自然なのだ。事実に基づかない攻撃は互いの誤りを訂正する機会を奪い、怨念を内にこもらせる結果になる。

韓国における一部の極度な反日の人たちは、日本人が残虐な民族で、慰安婦は奴隷のような扱いを受けたのだ。「世界の中でも異常な国」なのだ。という認識をしているようにしか見えない。また、韓国併合について「日本が侵略した。日本が侵略しなければ韓国は独立を保てて、もっと豊かな国になっていたはずなのに、全部日本が悪い悪い」と言わんばかりだ。
結果、日本人は悪い民族だから、韓国人に土下座して謝り続け、韓国人は日本人の土下座した頭を踏みつけにすべきだ。それが千年万年続くべきだと言っているようにしか聞こえない。

独立を失った国として鬱憤がたまるのがわからないではないが、解決は日本人を踏みつけにすることか。そもそも事実認識が誤っている。

そこを正してこその友好だ。互いに気に入らない歴史的事実はあるがそれは事実だとみとめてこそだと思うのだが。

私は今回の騒動を「日本が韓国に対抗する攻撃材料を見つけた」などという低いレベルではとらえていない。事実がすべてであり、常に最新の状況で検証されつづけるべきだという理想に一歩近づいたことを喜ぶのみである。

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政府はこの事態を受けてどうするつもりか。
韓国を刺激したくない一心で黙殺するのか。それでは国民の不満が高まるばかりで反韓感情は薄れまい。不信感はくすぶり貿易も経済も先細りになるだろう。

政府は朝日のこの犯罪的所業を徹底的に検証し、吉田証言に依存しているすべての外交判断を再検証すべきである。
事実を日本への攻撃材料としか思っていない韓国は反発するだろう。吉田証言がなくとも強制連行があったと言い出すだろう。だが頭が冷えるまで放っておけばいい。ただ、事実がすべてと繰り返し伝えればよい。

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従軍慰安婦問題において日本の味方は事実のみである。
残念ながら欧米諸国はキリスト教の倫理観が背景にあるのか、性が絡んだ問題に関しては時代背景もなにも無視して感情的になる一面がある。性奴隷という言葉は効果的であろう。
実際のところ、その当時従軍慰安婦が各国普遍的な存在で、金銭の代償を受けていて、自発的あるいはその国の民間業者がだまくらかして連れてきたとして、また十分に大切に扱われていたとして、性をもって軍にサービスを提供するという概念自体が100%否定されることが多々ある。すべて軍が悪いということになってしまう。しかも責任うんぬんではなく民族的人格否定を伴う。理屈もなにもあったものではない。そういう人たちが多いのである。
だからこそ、日本は事実に対して敏感に厳密に反応せねばならない。
もめごとが嫌だと外務省あたりが圧力をかけてくるのだろうが原則を貫いてほしいものだ。
posted by Mozzo at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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