2014年10月28日

中国製のマグカップ 景品にする神経がおかしい

まぁそうなっても当たり前かという騒動。
産経新聞から引用する。

引用ここから====
景品の中国製マグカップで相次ぐ破損、けが人も ローソン、キリンビバ

ローソンが2013年秋に配布した「リラックマティーマグ」。これも中国製で熱湯を注ぐと破損する恐れがあることがわかった

 キリンビバレッジが紅茶飲料の景品として配布した中国製マグカップで、熱湯を注ぐと破損する恐れがあるとして27日、自主回収に入った。昨年12月にはローソンが景品として配布した中国製マグカップで、ほぼ同様のトラブルが起きた。両社のケースとも苦情の連絡が多数あり、やけどを負った人も出て回収騒動となった。

 破損の原因ははっきりしていないが、ともに中国製で、破損の症状が酷似している。

 キリンビバレッジは今月中旬から紅茶飲料「午後の紅茶」の景品として、ミッキーマウスや「アナと雪の女王」などのディズニーキャラクターがプリントされた6種類のマグカップ合計30万個を配布した。もらった人から「熱湯を入れるとひびが入った」などの苦情が計10件あり、1人は軽いやけどを負ったという。

 キリンビバレッジではこれを受けて自主回収を決め、マグカップ1個に対して、500円分のクオカードと交換する。

 一方、ローソンでトラブルが起きたのは昨年の秋のフェア。9月から11月にかけてパンなどに貼られた応募シールを集めた人に、「リラックマティーマグ」を店頭で173万個、配布した。

 このカップでもやはり「熱湯を注ぐと劣化して破損」しており、昨年12月2日にローソンが公表した時点では、7人がやけどや、すり傷などを負い、病院で治療を受けた人もいた。

 カップは凸版印刷を介して委託先の中国の工場で製造された。専門家の調査では構造上の欠陥は見つからず、破損の原因は分からなかった。ローソンでは希望者には代替品と交換する対応をとった。
引用ここまで====

このマグカップが陶器か磁器かは写真からはよくわからぬが、状況からして製造不良は明らかだろう。
こうした工業的に大量生産される陶磁器は、どこぞの最適な粘土でというわけにはいかぬ。高価で希少な材料だからだ。
長石や石英をはじめその他の鉱石やリサイクル材料で成分を調整して(この時点では粘土というには程遠い粗さである)、水と鋼球を加えて大きな回転する釜のような機械で長時間すりつぶす。
そうしてできたどろどろの液体(泥漿という)から大きな粒をこしとったり水を抜いたりして粒子の大きさが細かくそろった粘土状に仕上げて材料とするのである。

これであとは成形すればとはいかない。
伝統芸能では菊練りと称する職人の技で時間をかけて練り上げ粘りを出しつつ空気を抜くのだが、大量生産品ではそんな手間はかけられない。
空気を抜きながら混錬できる特殊な機械を使い、生地を棒状に成形する。その後切断し連続式のろくろで一個ずつ成形、乾燥する。素焼きし絵つけ、釉薬をかけさらに乾燥する工程を経て本焼きになる。素焼きと本焼きの工程では徐々に温度を上げ徐々に下げねばならない。

この工程のうち、材料を配合する工程、すりつぶし粒子をそろえる工程、混錬する工程、成形する工程、乾燥する工程に手抜きがあると今回のように使用時に割れてしまうひずみが製品内にできてしまう。焼く工程でもその場で割れずひずみをためることがあろう。

手抜きがあったのである。それは明らかである。
こうした不良品が出ないように日本の工場では工程をきちんと管理しているし、製品検査も厳密である。上記の工程を読んでもらえばわかると思うが手間も時間もコストもかかるのである。
あの有名な峠の釜めしの容器を作る工場でも品質管理は厳密である。基本は使い捨ての商品であるからコストダウンの要請も強いだろうが製造現場では一つずつ叩いて確認している。

中国側にクレームをいれても200万個のうち100個や200個の不良品でがたがた言うなくらいのことをは言うだろう。いや不良品とも認めないだろう。いきなり熱湯を入れたら割れるのだとか落としたのだろうとか輸送中の問題だとか。
この対策コストは配布したローソンやキリンビバレッジあるいは元請の凸版印刷が被ることになるのだろう。対策コストよりもイメージダウンの方がダメージは大きいに違いない。

まぁ中国製品であるから驚きもしないが。
まともに作る技術か熱意が足りないのかもしれないし、どうせ日本人が使うんだと手を抜いたのかもしれない。偏見は持ちたくないと何度も自省するのであるがその先を行く不良品を個人的にも見るだけに。

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問題は、こんなことになるのはわかっていただろうにということである。
危機管理ができていない。
景品だからコストを下げたかったのはわかるが中国丸投げではいかん。中国で作るなら全品叩いて熱湯入れて検査し、抜き取りで落としてみるくらいのことはやらないといかんのではないか。
いや、そもそも飲食物にかかわる企業が飲食物を入れるものを中国に委託した時点でリスク満点イメージ低下なのである。そこがわかっていない。
コストがかかって数が作れないなら、少数でも価値が出るようなものを作れば宣伝効果はあるのである。数を減らしてもロイヤルコペンハーゲンとかそういうブランドにしたらもっと宣伝効果はあったに違いない。
われわれ消費者はそういうところにも目を光らせねばならんだろう。
企業も製品自体の産地だけではなく景品や使用している資材(容器・包材など)の産地にも気を配り、消費者に公開していくくらいの潔癖さが求められるのではなかろうか。
posted by Mozzo at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党・菊田真紀子衆院議員の差別主義的発言を見過ごしてはなるまい

民主党の人権意識はいったいどうなっておるのか。
産経新聞から一部引用する。

引用ここから====
質疑そっちのけで宮沢経産相批判 SMバーは「汚らわしいところ」と民主・菊田氏

 民主党の菊田真紀子衆院議員は28日の衆院本会議で、宮沢洋一経済産業相の資金管理団体による支出が発覚したSMバーを「口にするのも汚らわしいところ」と表現した。
(以下省略)
引用ここまで====

人間の内心、個人の好悪でSM趣味を嫌うのは好きにすればいい。内心の問題に干渉するつもりはない。
だが、成人が互いに納得して性の趣向としてSM趣味を持つことは違法でもなんでもない。さらにいえば、人間が性的な嗜好をもって付き合う以上、程度の差はあれ支配するされるの関係は生じるわけで、そこに着目して強調することはなんら異常なことでもなんでもない。性文化として健全な発展だ。いや、平均像からして離れていても他人に批判されることではない。
公人たる国会議員が公の場で他人の性の趣向について口汚くののしるというのはどういう感覚であるのか。

また、違法でもなく真面目に働いているそのバーの人も侮辱しているわけで、侮辱罪が成立するのではなかろうか。
どこかの飲み屋でクダを巻きつつ放言しているならまだしも、国会の場でこの発言ができる神経がおかしいし、それをさせる民主党の神経もおかしい。本来自民党はもっと抗議せねばならんはずだが、これ以上もめてはいかんと抑えたのではあろうが。

自分の好悪、倫理観に合わない人間をここまで否定できるということはSMの是非云々だけではなく、もっと別の面でも人権を否定するのではなかろうか。人間って、男って、女ってこういう風にして当然だ、そうじゃないやつは狂っている、変態だと。
自分の倫理観だけが正しいのではない。多様な人間の存在を認めることが人権を守ることだし、個人に任せては衝突する倫理観の間に立って整理するのが公人の務めであろう。
先頭を切って他人の倫理観を否定してどうする。

われわれ選挙民は民主党・菊田真紀子衆院議員がこのような差別主義者的発言をしたことを覚えておかねばなるまい。
posted by Mozzo at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

紙おむつまで中国人転売屋の餌食に

なんとも腹立たしい。
産経新聞から一部引用する。長いので。

http://www.sankei.com/west/news/141027/wst1410270001-n1.html
引用ここから====
消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売でボロもうけ=@ついに捜査のメス

(1/4ページ)【衝撃事件の核心】
兵庫県警に逮捕された中国人の男らが日本国内で買い集めた紙おむつを保管していた倉庫。窓ガラスの内側に花王のメリーズがぎっしりと積み重ねられていた=兵庫県明石市

 「お一人様2つまで」。昨年ごろから、ドラッグストアなどの紙おむつのコーナーで、こんな張り紙を目にすることが増えた。「モレない・ムレない」のキャッチコピーで知られる花王(東京)の紙おむつ「メリーズ」。子育て中の父母になじみ深い人気商品が品薄状態になったのだ。ただ、少子化の日本でなぜ−。不可解な現象に、首をかしげた人々も少なくない。その原因についに捜査のメスが入り、兵庫県警が中国籍の男3人を逮捕した。中国で過熱する日本製紙おむつの人気があり、中国で転売すれば大きな収益になることが背景にある。中国人が買い占めのため店に殺到、店員との間で暴力沙汰に発展するケースもあるという。日本製紙おむつを求める理由を探ると、「中国製は恐い。信用できる日本製がほしい」という中国人の本音≠ェかいま見えた。

調理師資格で入国

 兵庫県警は15日、出入国管理法違反(資格外活動)容疑で、いずれも中国籍で同県明石市大久保町大窪の調理師、斉雪峰(チィ・シュエフォン)(31)▽職業不詳、李新華(リ・シンファ)(38)▽職業不詳、劉欣宇(リュウ・シンユ)(36)−の3容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、3人は平成21〜23年、調理師の在留資格で入国しながら、今年7〜8月、神戸、明石、姫路の各市のドラッグストアなどで紙おむつを買い付ける仕事に従事し、在留資格外の活動をしたとされる。

 県警によると、3人はそれぞれ計5日間で延べ270店から、花王のメリーズを中心とした紙おむつ990パックを購入したとされる。

(以下省略)
引用ここまで====

転売といえば先のiPhone6発売騒動も思い出される。日本のみならず米国や豪州でもアップルストアを占拠する中国人の姿が報じられていた。
iPhone6の場合、当初中国での発売予定が発表されていなかったので転売価格が高騰したらしい。転売益をもくろんだにも関わらず、急遽発売予定が発表され価格が暴落。借金して買い込んだ中国人が借金を返す当てがなくなったと自殺したという報道もあった。目先の利益に踊らされるにもほどがある。

転売騒動はなにも今に始まったことではない。
日本の福袋の習慣に便乗してブランド品福袋を大量に買占め、中国で転売する騒動もあった。

こうした騒動は海外の掲示板でも話題になっているのであるが、転売が悪いことではないという中国人の意見が目立つ。その感覚には疑問を覚える。
その中国人曰く、需要があって相手が納得して買うのだから何が悪い、ということらしい。

説明するまでもないことだが、物を作り売る人たちの努力に便乗する行為であるから悪であるのだ。いい品質の商品を安く便利に買い求め使ってほしいと日々努力をしている、そのためにメーカーも流通も小売りもコストを下げ、品質を高める努力をしている、そこに便乗して何の努力もせずに利ザヤを稼ぐ行為が悪でないはずがない。これが理解できないなら品性が腐っているのである。
中国で入手できないから中国人が外国で買うということ自体は否定しない。観光旅行のついでにお土産にするのもよかろう。だが、利ザヤをとって転売してはいかん。ましてや組織的に買いあさるというのは迷惑至極だ。事実、小売店ではトラブルになり日本の消費者が買えない始末だ。
iPhone6の騒動でも買えないとわかったら暴れだす始末。「こちとら元手かけて商売やってるんじゃ」と腹を立てたのだろうが浅ましい。

この紙おむつの事件はさすがに大がかりな商売としてやったから逮捕されたが、転売自体が違法であるとは言っていない。違法じゃなくて儲かるなら迷惑かけようがどんなことでもやっていいという発想であるのだから、これはルールを変えねばいかんのではなかろうか。
本来であれば正当な輸入代理店が輸入契約を結び、正しく輸入して中国で販売すればいいのである。そうした正しい貿易を阻害しているのだから転売は違法にせねばいかん。
紙おむつに中国の関税がかかっているかどうかは調べてもわからなかったが、仮に関税がかかっているなら当然脱税行為だ。

どんな商品が転売対象になるかわからないのだから、日本から持ち出せる物品の量・金額に制限を設けるべきだ。量を超えたら税金をかけ、日本政府と中国政府で山分けしたらいい。中国人観光客が日本で金を落としてくれなくなると反対する向きもあるかもしれないが、観光客が土産物として持ち帰る量をはるかに超えるようなものを持ち帰る連中は転売屋だろうし、それは正しい経済活動ではない。当然、裏社会を潤すことになる。
また、そうした怪しげな人物がやすやすと入国できていることがおかしいともいえる。米国では日本の暴力団の入国や経済活動を監視・制限している。日本も中国の裏社会の活動を監視し、制限すべきではないのか。

そもそも、転売益が出るほど人気の商品であるならなぜ正当なルートで輸出できないのであろうか。iPhoneはともかく紙おむつは国内需要をまかなうのが精いっぱいの生産能力ということもあるまい。
また、日本側で輸出を妨害するようなこともあるまい。このご時世輸出を少しでも伸ばしたいのである。
そうなると、中国側で輸入を妨害するような圧力があるということになる。何らかの利権を守るために関税をかけるとか、通関させないとか。
これは個人や民間でどうなることではない。今回、逮捕者まで出たのだからなぜ転売屋が暗躍するようなことになっているのか、中国側の仕組みについても追求し、しかるべき対策をとるべきではなかろうか。
逮捕されれば彼らは次の対策をとるだろう。倉庫に1万パックもため込んだと言うがそれを分散させるかもしれない。店頭で買うと目立つから問屋を狙うかもしれない。盗んでくるかもしれない。
解決を望みたい。
posted by Mozzo at 10:03| Comment(2) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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