2014年10月21日

時期を外しましたが典子様の結婚の話

この秋は天災やらスポーツ界やら、悲しいニュース明るいニュースが行きかっていたのであるが、明るいニュースは高円宮典子様の結婚である。ちょっと時期を外してしまったが。

お相手の千家国麿さんと並んで奉祝に集まった人々の前を進み、拝殿に向かう姿の写真が公開された。
平安調の装束で「現代のおひな様」と言うべき雅なお姿ではあるのだが、まさに「現代の」と強調したいいい意味での違和感があった。

まず、足元である。
国麿さんは伝統的な浅沓を履いている。これがどう歩くのか素人には理解できないような形をしていて「硬くて巨大なスリッパ」みたいなものである。
調べた範囲では女性も同じく浅沓を履くものらしいが、典子様は洋靴を履いているようにみえる。袴と色を合わせてはいるがローヒールの靴に見える。
「明治以降、洋装も積極的に取り入れてきた皇室のやり方です!」ということかもしれぬし、台風接近で足元が悪いことも考えてのことかもしれぬ。また、そもそも浅沓を履いて歩くなど慣れた神職の国麿さんならともかく、典子様には無理ということだったのかもしれぬ。
いやそれ以前に女性も浅沓を履くという私の理解が間違っていて「平安時代には高貴な女性は外を歩かなかった」ということかもしれぬ。外を歩いてみせるのも現代の開かれたやり方なのだ、ならば歩きやすい洋靴でなにがいかんのかと。
いずれにせよ批判するようなことではない。

とはいえ歩きやすそうな洋靴と歩きにくそうな浅沓。この対比がいいのである。

もう一つの違和感はお二人の表情である。

私の勝手なイメージで申し訳ないのだが、国麿さんは神職というには若干濃い顔立ちをしているように思う。もうちょっと瓜実顔の涼しくすましているような感じが神職に合うような気がする(勝手なこと言ってるな)。だが、力強くきりりとした顔立ちで男前といってよかろう。
この男前が神妙かつ緊張した面持ちでいるのはいいものである。

いっぽう典子様はもともと颯爽とした雰囲気であるし、当日も参列した人々に笑顔を向けていた。
目鼻立ちのくっきりした典子様は平安絵巻・おひな様の世界というよりはディズニープリンセスの世界のお姫様というイメージであった。

このお二人が並んでいる姿を見ると、勝手にディズニー映画風のストーリーが浮かんでくるのである。
テキトーに平安時代に時間を巻き戻して、堅苦しい皇族の暮らしに鬱憤をためているプリンセスノリコがいるわけだな。そこに朝廷を乗っ取らんとする悪臣と彼をあやつる邪教集団がいるわけだ。一方霊感で邪教集団のたくらみに気づいてはいる神職クニマロは対抗する勇気が出ずにくすぶっていたのだ。で、偶然出会った二人。プリンセスノリコはクニマロが能力を秘めていながら封印しているのに歯噛みしている。「あなたは私を守りに来る」と言い残して敵地に向かうプリンセスノリコ。能力を開花させるクニマロ。ハッピーエンドの結婚式もプリンセスがリード。うーん、書いていて気持ちよくなってしまった。脚本書きたい。ディズニーさんいかが(無理だ)。

思い切り脱線したので戻すが、いくら天皇が神道の頂点にあるからとはいえ、神職の作法と皇室の作法は違うわけで、二人の雰囲気が違ったとしてもどうということはない。
神職として神妙な表情をすべきという作法だったのかもしれないし、単に緊張していたのかもしれない。典子様は皇族としてにこやかにすべきだったのかもしれないし、公務で大勢の人の前に出るのに慣れていたということかもしれない。
ただ、このコントラストがいいのである。
靴(沓)のこと一つとっても、伝統を守り固い男性と実用的で軽やかな女性。いい対比ではないか。

颯爽としたプリンセスが真面目そうな男性を引っ張っていく感じ。これが伝統の極みといっていい神職の家庭。新しい世代の家庭像という感じがしていいのである。

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こちらは由緒もへったくれもない庶民の身ではあるが、やっぱり颯爽とした女性が引っ張る家庭というのはすがすがしいなと思うのである。場合によって肝っ玉母さんとかかかあ天下とか上品ではない言い方にもなるけれど、男性が威張り散らかしているような家庭よりずっといい。
女性が強すぎて男性が叱られ通しではいかんが(女性が加害者のDVもあることだし)、男性にはおっとり構えていてもらいたいものだ。

個人差があるので、大柄な女性と小柄な男性の組み合わせも多々あるのであるが、平均値で言えば男性は大柄で力も強い。その差に応じて精神的には女性がリードするような関係が望ましいのではなかろうか。

posted by Mozzo at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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