2014年12月04日

アップルは文字通り腐ったリンゴになったのか

ああ腹立つという記事。
産経新聞からなのだが引用部分が多い割に言いたいことは一言。これでいいのかはよくわからぬ。引用はこの記事末尾に。

http://www.sankei.com/premium/news/141203/prm1412030001-n1.html

私はアップルの基礎を築いたアップル2や初代マッキントッシュを若干知っている。同時代のパソコンがいかにもガサツだったのに、アップルの製品はすでに洗練されていた。学生時代に趣味の世界ではアップル製品を使っていた。

だが、その後アップル製品から遠のいた。
仕事で使うものとしては落第だったからだ。一部のデザイン系の人々は熱狂的に支持したが、ソフトがそろわない時代に簡単に開発できないようでは話にならなかったのである。最低限の実用的なソフトがマイクロソフトを中心にそろい始めると、ビジネスにはマイクロソフト系という図式になった。
その後、アップル陣営も実用性を上げてきてはいたが、パソコンは単体で使うものではない。関係者が同じものを使っていないとデータ交換など何かと都合が悪いということで、マイクロソフト系が主流であるのは変わらない。

ま、それが世の中の流れであるのだが、個人の好悪としてもアップル製品にはどうも拒否感がある。アップルが悪いというよりアップルファンが嫌いなのであるな。

とある大企業。大企業のそれなりに幹部候補というかえらくなりそうな人。私はそこの社員ではなかったがたまたま接点があった。
当時は個人用のパソコンを企業に持ち込んで使うことにも寛容な時代であった。
彼は自前のアップル製品を職場に持ち込み自慢していた。
職場で支給されたマイクロソフト系のパソコンと自前のパソコンを使っているわけだ。で、。。。。
「マックちゃんはかわいいからちゃ〜〜〜んとシャットダウンしてあげるね〜〜〜〜 ウインドウズなんて馬鹿だからいきなり電源切ってやる! えいっ」
。。。。。。馬鹿である。人前で本気で言っているのが馬鹿だし、その愚行で支給されたパソコンが壊れたら自分が割を食うのだし、壊れなかったら馬鹿にしているウインドウズ製品が堅牢であることを自ら証明することになる。馬鹿である。

まぁそれでもこんなおかしなフリークを生み出すほどアップルの精神性は高いのであろうと最近までは思っていた。

そこに今回引用した記事である。
元から腐った企業ではなかったのだろう。変質したのだ。

ファブレス企業を否定するわけではない。だが、その優れていると自慢するデザインを具現化することを他の企業に任せるのであるなら、パートナー企業に敬意を示さねばならない。それができないアップルは腐っている。

こんな企業の製品を買ってはならない。私はもともとアップル製品を買わないと決めているから私が買わないことは何の経済的インパクトを与えないが、アップルに対する軽蔑を表明することはできる。
そう、私はアップルを軽蔑している。

かつての、今では全くそうではない、尊敬される企業に戻ることをかすかに祈るのみである。
そして世界で一番忠実といわれる日本のアップルファンよ、怒れ!

引用ここから末尾まで====
「50%超値下げ強要」「リベート1億6000万円要求」巨人アップルが日本の部品メーカーに“驚愕圧力”…日本側提訴「日本のモノづくりの意地」

島野製作所が製造したアップルのパソコン向け部品。アダプタ側でノートパソコンと接続する端子で、この部品をめぐり、民事訴訟が提起された

 日本経済の“縁の下の力持ち”である中小の製造業。最終製品を手に取る消費者には知られなくても、世界中で使われている製品の内部や周辺機器には、その技術が確かに息づいている。その日本の中小企業が、時価総額で世界最大の企業である米アップルを、独占禁止法違反と特許権侵害で訴えた。提訴したのは部品を供給してきた島野製作所(東京都荒川区)。異例の提訴の背景には、島野の主張によると「日本のものづくりの意地」があったようだ。

ピン製造で高い技術

 島野はポゴピンと呼ばれるピンなどを製造・販売する精密部品メーカーで、売上高は数十億円。米インテルや韓国サムスン電子などと取引があり、電気信号を伝えるスムーズさや耐久性に優れたピンを製造する高い技術を誇る。

 9年前にアップルの担当者から打診があり、島野は「1次サプライヤー」として、同社との取引を始めた。アップルのノートパソコンに接続する電源アダプタ側の端子を製造。世界中で使われるパソコンの販売に支障が起きないように、中国、タイ、日本(北海道)の3工場で万全の供給体制を敷いてきた。双方が利益を得る取引で、アップルとの信頼関係は強固だった。

 変化が起きたのは2012年のことだ。訴状や証拠資料、島野側の主張によると、アップルがピンの増産を求めてきたため、要求に応じて、製造設備の拡充や2次サプライヤーとの増産体制の調整を急いで進めた。しかし、増産体制を整えてすぐに、アップルはピンの発注量を急に減らしてきたという。

 島野はアップルと、(1)他のサプライヤーからもピンの供給を受ける(2)島野と取引している2次サプライヤーと取引する−場合にはそれを島野に知らせるという約束を交わしていた。島野にとって、アップルとの取引は極めて重要で、発注量の減少は死活問題。また、ピンをつくるためにノウハウを伝えることになる2次サプライヤーに、間接的に自社の技術を使われては、「オンリーワン」の技術を維持できない。この約束は、巨大企業と取引する島野が、自社や取引先を守るための知恵だった。

「超えてはならない一線」

 しかし、アップルはこのとき、島野の2次サプライヤーである海外企業にピンそのものをつくらせており、両方の約束を同時に破っていた。そのうえ、その会社は島野の特許権を侵害していたとされる。

 取引再開を求めると、アップルはこれまでの半額以下に値下げを要求。やむなくこれに応じた島野に対し、アップルは、さらに信じられない要求をしてきたという。

 「約159万ドル(当時の1ドル=102円程度で計算すると、約1億6000万円)のリベートを振り込んでほしい」。資料によると、それは13年5月のメールだった。値下げ前に島野から買い、アップルの在庫になっていたピンの数に、値下げ分の金額をかけた額だといわれたが、島野は支払わざるを得なかった。島野側は、すでに販売したピンの値下げを不当に要求してきたもので、下請けに対する「優越的地位の乱用」に当たり、独禁法違反だと主張している。

 島野は今年8月、提訴に踏み切った。特許権侵害やリベートなどによる損害賠償と、対象となるアダプタや、それを同梱するパソコンの日本での販売差し止めを求めた。同社幹部は、「物事には超えてはならない一線がある。約束を破ったことや不当なリベートといったアンフェアには、どうしてもノーと言わなければならない」と話す。和解はせず、あくまで自社の主張を伝えていく考え。欧米での提訴も検討している。

 アップル側はこの訴訟について、コメントしていない。

背景にiPhoneの大ヒット?

 両社の取引が始まった後の07年、アップルは初代iPhone(アイフォーン)を発売し、スマートフォンで世界を大きく変え、業容も急拡大した。島野は「アップルは取引を始めた当時とは変わってしまった。企業は大きくなったが、人や内部管理体制、コンプライアンス(法令順守)がそれに追いついていないのではないか」(幹部)と指摘する。

 アップルは自社工場を持たず、世界中の取引先と関係を深めてサプライチェーンを構築する手法を取るだけに、裁判の動向次第で、波紋が広がる可能性もある。

 島野側の溝田宗司弁護士は、「取引にはルールがある。そのルールが破られたときどう対処すべきか。これは、“技術立国”である日本を支えるデバイス(電子部品)メーカーに共通する問題だ」と話す。

 12月中旬、東京地裁で第1回口頭弁論が開かれる。
posted by Mozzo at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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