2015年02月26日

違法ポストがたくさんありましたぁ なんて報道でいいのか

一瞬「まあ手続き上のことだからねぇ、と読み流しそうになったがとんでもないことをさらっと書いてある記事。

引用ここから====
公道のポスト95%違法、安全上問題3949本
2015年02月25日 16時44分

 郵便ポストの違法設置問題で、日本郵便(東京)の全国調査の結果が判明した。

 調査時点で公道に設置された郵便ポストの95%にあたる2万5345本が、道路交通法に基づく道路使用許可を受けないまま違法に設置されていた。

 2007年の民営化後に必要となった申請手続きを怠っていたのが原因。歩行者の通行を妨げるなど安全上問題があるポストも3949本に上り、同社は半数以上を移設するなど改善を進めている。

 同社によると、全国のポストは約18万5000本。このうち公道上の2万6616本について、昨年7月から許可の取得状況を調べた。公道にポストを設置する場合、交通の妨害とならないよう、管轄する警察署長の許可を受けなければならない。民営化前は警察や自治体と協議して設置していたが、民営化を機に他の民間企業と同様、5年ごとの更新が必要となった。しかし、その手続きを行っていなかったという。

 道路法に基づき、自治体などの道路管理者から受けなければならない道路占用許可の未取得も9240本(35%)が確認された。各自治体が条例などで定める占用料も自治体に納めていなかった。

 同社によると、道路使用許可や道路占用許可を受けていなかったポストについては、今年1月末までにすべて許可を申請し、大半について違法状態を解消したという。歩道を塞いだり、投函(とうかん)口が車道側に向いたりするなど安全上問題があったポストのうち、2129本を移設するなどして改善した。同社広報室は「民営化後に必要な手続きを失念していた。安全性に問題があるケースは速やかに解消していきたい」としている。
2015年02月25日 16時44分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
引用ここまで====

法律上の扱いが変わって手続きを怠っていたということはまぁいい。ほめられたことではないが、こまごましたルールに気付かないことがあるのは仕方ない。
だがこの記事は「ついでに」みたいな扱いで物理的に危険なポストが多数あったことをさらっと報じている。こっちのほうが実質的な問題として大きく取り上げるべきだろうに。
しかも、些細な問題ではなく、車道に出ないと投函できないとか、歩道をふさいでいるとか、とんでもない、というよりちょっと考えれば問題がわかろうというものが放置されていたということだ。

この記事には二つ問題がある。

まず、明らかに取り上げるべき重点を間違えている。役所が作ったルールに役所が反していたのは愚かだが国民にとってどうでもいいことだ。実害があることのほうが重大なニュースだろうに。読売の記者は何を考えているのか。

そして、このような不祥事を招いた背景である。
物理的に危険があるというのにそれを放置できる体質があるということを暗示している。日頃の日本郵便の体質を見るに、「俺たちお役所がやることに間違いはないのだ、民どもががたがた言うな」という姿勢に見えてしまうというはあまりに斜に構えた見方だろうか。
車道から出ないと投函できないポストがあってクレームが一つもなかったとは到底思えない。現場からの意見を封殺する体質があったのではないかということは充分に推測できるし、それが日常日本郵便に対して感じる不満・不愉快なのだ。

もう日本郵便は解体してクロネコに事業譲渡したほうがいいよ。みんなクビ!
posted by Mozzo at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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