2015年03月22日

女子競輪にくだらない発言をして論点をずらした阿呆の議員

議員というのはなんやら「お偉いさん」になったという誤解があるのか、どうにも傲慢不遜な発言をすることがある。だいたい先生と呼ばれること自体が間違いだと思うのだが。 

引用ここから====
女性「裸で走りゃ」発言でまた謝罪…苦情60件
2015年03月21日 11時08分

 福井市が福井競輪場で開催予定の「ガールズケイリン」を巡る堀江廣海市議(72)=当選2回=の不適切な発言で、堀江市議は20日、市議会本会議で「この場を借りておわび申し上げる」と改めて謝罪した。

 堀江市議は9日、委員長を務める市議会経済企業委員会でガールズケイリンについて「集客効果は全くない。裸で走りゃ別だけど」などと発言後、謝罪して発言を撤回。10日に議長から厳重注意を受けた。

 議会事務局によると、「女性競輪選手に謝罪すべきだ」などといった内容の電話やメールが20日現在で60件寄せられたという。
2015年03月21日 11時08分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
引用ここまで====
阿呆である。
別に議員すべからく清廉であれとは言わぬ。いろいろものを考えていい。
だがこれを言えば戦術上攻撃されるということを言うのは単なる阿呆である。
この下品な発言により、女子競輪に集客力があるや否やという論点は飛んでしまった。阿呆である。

私は女子競輪というより競輪選手そのものの存在についてもうちょっと考えなければいかんとおもっている。

競輪選手は野球選手と比べて特殊な立場に置かれているようだ。
野球選手は見どころのある若者(高校生)を採用したり、実力がある本職(外国人)を採用したりしている。育てるか即戦力かというところか。
ところが競輪選手を目指す若者は競輪学校に入学するという。かなり厳しい教育がなされるというがそれはともかくとして、入り口から一つの団体にがっちり押さえこまれているということだ。
競争相手がいない。団体に反してその世界で生きていくことができない。

野球なら盟主とされる巨人に逆らっても生きていく場所はある。あのナントカという老人は気に入らないが(震災直後に東京は停電してないからナイターやってもいいんだと言い放ったのを忘れていない)。

その硬直性もあるし、引退した選手の受け皿があるとも思えない。
引退した野球選手はコーチになったり解説者になったりというイメージがあるが、競輪選手はどうなのだ。ましてや裾野の狭い女子選手はどうなのか。
議員として論じるならそこだろうに。

議会で取り上げるならば、そして女子競輪選手という存在を認めるのであれば引退した人も含めて活躍場所を考えるべきだろうに。活躍場所を作るためにも公から多少の出費は許されるべきだという議論にもなろう。無論、公で支えるようなものではないから支援してはならぬという議論もあっていい。
集客力があるのか、なければだめなのかその議論はどこに行ったのだ。
posted by Mozzo at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チョークを作る会社が廃業するというが

仕方ないこととはいえ????な報道。

引用ここから====
チョーク、電子化に泣く…廃業で製造機は韓国へ
2015年03月18日 10時01分

 今月20日で廃業するチョーク業界2位の「羽衣(はごろも)文具」(愛知県春日井市)は、独自に考案したチョークの自動製造機を取引先の韓国の代理店に譲渡する。

 韓国では安価な欧州製が売り上げを伸ばしているが、高品質の日本製は高くても売れるためという。

 羽衣文具は1932年に名古屋市中区に「日本チョーク製造所」として創業し、47年に現社名にした。白い粉が手に付かない「被膜付き」のチョークが人気で、学校向けに売り上げを伸ばした。

 現在の渡部(わたなべ)隆康社長(71)は、創業の祖父から数えて3代目。渡部社長によると、最盛期の80年代から90年代には年間製造量が9000万本、市場占有率(シェア)も約40%あったという。だが、教育の電子化で平成に入って学校で黒板を使わない授業が増えると、年間生産量は4000万本までに落ちた。この影響で、2012、13年度の税引き後利益は連続赤字で、14年度も赤字の見込みとなっている。こうした中、渡部社長は自らの病気と後継者がいないことから、自主廃業を決めた。

 今回、韓国の代理店に譲渡するのは、原料に炭酸カルシウムを使う「白墨自動製造機」の3ライン。渡部社長が叔父と一緒に考案したものだ。原料をプラスチック製の箱に入れると、あとは機械が自動的に円柱形の形に押し出して成形し、ピアノ線で長さ7・5センチに切断する。「1本1秒の生産速度」が自慢だ。

 昨年10月にホームページで廃業を告知した後、米国の数学教授らの団体からインターネットで大量の注文が入った。渡部社長は「今月11日に60カートン(約1トン)を船便で送った。黒板に方程式を書くのに滑らかで書きやすいと愛用してくれていた」と感謝する。

 全国7社が加盟する日本白墨工業組合(名古屋市)によると、一昨年には名古屋市内のメーカー1社が自主廃業しており、国内のチョーク業界は厳しい時代を迎えている。(西村公秀)
2015年03月18日 10時01分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
引用ここまで====

世の流れにともない廃業となるのは仕方ない。そこに経営者の健康問題などからめばなおさらだ。
業界2位で愛好者も多いというのだから経済的に成り立たせる方法はあったと思うが、外部からどうのこうの言えることではない。

だが、自動製造機を韓国の代理店に譲渡というのはどういうことなのか。
これがわからん。

チョークの製造工程をご存じだろうか。
私はドキュメンタリーのビデオで見たんだが簡単と言えば簡単である。
あれは石膏みたいなものであるようだ。石膏は硫酸カルシウムなんだそうだが、チョークは石膏そのものだったり炭酸カルシウムを使ったりするらしい。
要するにナントカカルシウムを水に溶き、型に入れると固まるという仕組みだ。
そういうと簡単だが、工業としていい具合にやるのはむつかしい。水に溶けばすぐに固まるわけである。私が見たビデオでも、職人さんがてきぱきと、でも慎重に型に流し込みうまい具合に取り出していた。乾燥工程も面倒だ。なるほど手間がかかると言えばその通りだ。

水に溶いた原料を型にはめて固めるという意味では簡単だし、それを効率よくやるのはなかなかむつかしい。はてさて、今回の自動製造機が担うのはなにか。
当然、効率よく作る部分を担当しているわけである。自動機械で作ったからと言ってなにか特別な品質になるわけではない。

記事では「韓国では安価な欧州製が売り上げを伸ばしているが、高品質の日本製は高くても売れるためという。」というが、日本製の自動機械で製造した韓国製はどうなるというのだろうか。
米国からの注文と言い、単に手が汚れないように樹脂で覆った工夫だけが認められたものではないらしい。書き心地が良かったんだろう。

たかだか日本製の装置を使ったところで日本製と比肩しうる品質になるとは思えない。
材料やその扱いに特別の配慮がなければ評価されまい。
逆の見方をすればたかだかチョークの製造機械だ。同じようなものを作ればいわゆるパクリであるがそれを躊躇する人たちではない。製造機械が品質を左右するものではないという証左だ。
おそらく機械そのものはコストをかけてパクるほどのものではないことを当の韓国人も理解していたのであろう。はてさて。
表面的には機材の譲渡であってもそれに伴うノウハウの譲渡が目的だったのだろう。

それでも日本でひとつ途絶える技術が韓国で生き続けるならそれはそれでいいことである。できれば日本でとおもうがそれは単なるノスタルジーだ。
問題は本当に韓国で生き続けるのか発展するのか、あるいは本質がすたれてしまうのかである。
たかだかチョーク、しかし使い心地がユーザーにはっきりわかるというこの違いは奈辺にありや。

水で溶いて固めるという工程を考えればその違いは原料なんだろう。どこぞの水で溶くと違うなんてことがあるとも思えぬ。粉が微細で均質で不純物が少なくてというところを求めるのではなかろうか。
それは日本製の機械を使ったところでどうとなるものでもない。

コストをかけてもどこぞの高品質の材料を使って、丁寧な仕込みをしてというノウハウが彼らに引き継がれたのであろうか。
あるいは単に日本製の機械で作っているという宣伝文句と何らかのコストダウンだけが残るのか。
機械を譲渡されるというその代理店の考えを聞きたいものだが。
posted by Mozzo at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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