2015年06月01日

もはや中国は「開戦前夜」だ 日本はなにができるのか

中国がついに牙を隠すことなく侵略の意図を明確にした。ここのところで急に姿勢が変わったように見える。正直言って予想より動きが早い。もう何年か時間をかけて米国の出方を見ると思っていたのだが。
無論古今東西「侵略します」といって侵略する国はない。
「ここは本来我が国の領土」といって侵略するのである。

米国に向かい中国が西太平洋を支配するから文句言うなと言い、
侵略しているスプラトリー諸島を自国の領土と言い張り、
公海の交通の自由を主張する米国に戦争だと挑発する。

もう、ごまかす段階ではなく、力で決着をつける覚悟ができているのだろう。米国に対し「中国のホーム戦で勝てるのか、一時的に勝っても長期戦に耐えられるのか」と言う始末。

ロシアがウクライナに対して行っていることに匹敵すると思う。少なくとも民主主義陣営は共同して経済制裁をすべきだ。AIIBなんかに参加している場合か。
ところがどの国も経済的に苦しい。規模の大きな中国との経済関係に傷を入れたくない。これは米国、日本とて同じだ。ロシアに対して行ったような制裁をしようという気概がない。
中国としてはそれも織り込み済みなのだろう。強気には出られないと見ている。
中国の領土からはるか遠い南シナ海まで「大陸棚は中国の物だから」という乱暴な論理で領海としようとしている。大陸棚が領海に関係するならベトナムの権利はどうなる。
日本にとっても他国の災難だからと、対岸の火事として安心していてはいけない。米国が引いたと見るや尖閣を落とし、沖縄にも触手を伸ばすだろう。
そうやって、いずれは西太平洋をすべて中国のものにして、中国の許可がなければ各国は領海から出られない(公海はなくなりすべて中国の物だから)という状態にしようとしている。さらに属国にされたり、併合される国も出てくるだろう。
そんなバカげたことを国際社会が許すはずはないと思うかもしれない。ところが今やっている中国の暴挙に対して国際社会が何をしているか。米国がちょっと嫌味を言ったくらいのことだ。

今のところ米国が目を光らせているからじわじわとやっているが、米国は曲がりなりにも民主国家であるところが弱い。かつてのモンロー主義のように内向きの政権ができてしまえばコストのかかる世界の米軍基地を引いてしまおうということも怒りかねない。そういう付け入るスキを待っているのである。

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遅かれ早かれ中国を軍事的に排除しなければならない時が来る。
我々(ASEAN諸国を中心とした友好国+米国)が取れる選択肢となりゆきは以下のいずれかだ。
1.とにかく戦争を避けようと中国の要求に屈する
2.武力で排除を試みてそれに失敗する
3.武力で排除を試みてそれに成功する
4.排除のみならず共産中国の解体のための全面戦争をする

1,2は最悪のシナリオで各国は領土領海を失い、さらに中国を世界覇権に駆り立てるだろう。なにせ中華は中央の華。中国だけが一流国で他国は二流以下という思想なのである。
3のシナリオで一時的に排除してもまた中国はあの手この手で侵略を仕掛けるだろう。
結局いつの日か徹底的に叩いて共産中国を解体するか、逆に中国が世界を征服するかといういずれかになるのではなかろうか。中途半端はない。

当然責任ある政府なら唯々諾々と領土領海を差し出すということはあり得ない。
だが具体的にどうするか。
一国が中国に対峙する軍事力を持つことはむつかしいし、また中国にさらなる軍拡の口実を与えることになる。なにせ独裁国であるから国民の幸福もなにも無視で軍事力に集中できる。民主国家にはできない。

だからこそご近所で団結せねばならないのだ。いまのところ米国に頼りきりだが、いつ米国が失速したり世界から目をそらしたりするかもしれない。
だからこそ集団的自衛権が大事なのである。集団でこそ中国に対峙する力を持てるし、そのうちの1国が暴走したところで力は小さく他の国で抑え込むことができる。

集団的自衛権が「戦争をするためのもの」という頓珍漢な批判をする人がいる。
世の中から戦争・軍事力というものがなくなれば集団的自衛権を持っていても戦争は起きない。集団的自衛権が戦争を起こすわけではないのだ。
世の中に軍事力があり、軍事力で攻撃してくる国があるからこそ戦争が起きる。守る力を持ち、暴走させにくいという意味では、「現在の世界を前提にもっとも平和的な手段」ということができよう。

国会ではちまちまとした議論がされている。あまりにくだらない。
自衛隊員のリスクが高まるからダメ? そうではなかろう。
自衛隊員を守るために自国や友好国が領土領海を失うなどは本末転倒なのである。いざとなったら体を張ることが前提である。
無論自衛隊員と言えど人間。どんなリスクも甘んじて受け入れるという気はない。
リスクがあるから仕事をしなくていいではなく、リスクを下げるために装備を充実するとか人員を充実するとか自衛のための裁量権を広く認めるとか陸海空自衛隊が緊密に協力する体制を作るとかやれることはいくらでもある。
posted by Mozzo at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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