2015年07月19日

年末年始旅 その1

こののんびり移動旅は一人旅でもある。
一人旅に抵抗はないが別に一人にこだわるわけでもない。ただ、周囲に賛同してくれる人がいないだけの話だ。みな「遠いなら飛行機か新幹線じゃなきゃいやだ」という。「普通の町に滞在? そんなことでわざわざ遠くに行く理由はない」という。どうも私だけずれているようだ。
それでスーツケースに荷物を詰め込んでごろごろ転がして一人出かけたのである。

やってみるとこのスーツケースの一人旅というのが思いのほか厳しい。

当初の計画では駅弁とお酒を買って景色を眺めつつと思ったのであるが甘かった。
やはりロングシート(進行方向に対して直角に向いて座る席)で弁当を広げるのははばかられる。コップを置く場所もない。クロスシート(進行方向に対して平行に向いて座る席)で、せめてコップを置くスペースがほしい。
※クロスとロングの説明で直角と平行が逆になったかのようであるが、椅子の長手方向つまり座ってみると横方向が椅子の向きということになっているのでこうなる。椅子の長手方向が進行方向と平行だとロングシートで、人間が座るのは進行方向と直角になる理屈だ。紛らわしい。

片側二列のクロスシートで窓側に座れば条件は満たす。車両のタイプは様々あれど、たいてい窓枠のところにコップを置ける程度のスペースがある。
ところがである。そこにすわるとスーツケースを置く場所がないのである。
網棚はあるが、重いスーツケースを上げることなんて到底できない。力持ちの人が手伝ってくれたとしても、下ろすときにいなかったらどうなるか。
かといって足の前に置けばいかに短い私の足とはいえどうにも座れない。通路側の席であれば幅の狭いスーツケース程度なら通路におけなくはない。だが、それではコップを置く場所がない。
これががらがらに空いている車両ならなんとかなる。自分は窓側に座り隣の席の足元にスーツケースを置けばいいのである。
しかし、車両は混んでいる。都会の通勤電車ほどじゃないけれど立っている人もちらほら見える。到底そんな真似はできない。それどころか電車はさらに混んできてわりとぎゅーぎゅー詰めになってきた。もはや弁当を食う雰囲気ですらない。飲み物だって顰蹙を買うというものだ。

結局駅弁はあきらめて乗換駅のホームのベンチで食べた。乗換駅でも駅はがらがら。
たいして利用客がいるわけでもないのになぜ電車がぎゅーぎゅーなのかといえば明らかで、車両の数少なく、本数も少ないからだ。3両編成で30分に1本かもっと少なく、それできゅうきゅうに混んでいるというのは間違っている。もうちょっとなんとかならんかとおもったのだが。

ローカル電車でのんびり駅弁なんてのはもはや幻想なのかもしれぬ。
荷物とコップをゆったり置けるような設備はなく、客がギューギューに詰まるほどに車両の数も本数も絞る。ゆったりさせてもお金にはならないからぎりぎりでいいという判断なのか。
もちろん、日本にはもっと空いている路線もあるんだろうけど、そうなれば廃線になったり、そこまでいかずとも駅弁なんて売ってなかったりということになるのだろう。

商売として正しいのかもしれぬ。駅弁を食えるような隙間を残すのは「非効率」なんだろう。それを要求するのはわがままなのかもしれぬ。徳川家康は百姓は生かさず殺さずと言ったらしいが(言い回しは違ったらしい)、JRは客は生かさず殺さずとでも言っているのか。
今やっている商売として効率的であろうとも、余裕から生まれる商売もあろうかと思うのに。これじゃ車に乗るよね。地方が車社会というのはわかる。

別に私はただでゆったりした座席をよこせ、駅弁食わせろと言いたいわけじゃない。なぜ、旅行者向けの一等車がないのだといいたい。そうした席は新幹線や特急にしかない。鈍行にもあってほしいのだが、商売としてなりたたないと考えられているのだろう。すべての列車とは言わない。限定でも一等車を連結すれば全国からファンが集まると思うのだが。

青春18きっぷを買ったが別にお金をケチりたいわけではない。
JRの普通車限定という枠を作ること、そして切符を買ったからには乗ってやろうという背中を押す気持ちがほしかったのである。お金じゃない。そういう人は多いのではなかろうか。だから、青春18きっぷにプラスして一等車のチケットを買えばという旅は受けると思うのだが。

JRは列車が単純な移動手段ではなく旅を楽しむための物だという宣伝をしているが、まさに単なる移動手段で、客があふれて乗り切れないことがなければ混雑しようが待たされようが文句を言うなという商売をやっている。
実質競争相手のない商売でやりたい放題なんだが、仮に私が株主だったらサービスを上げて売り上げを伸ばす戦略を支持するね。奴らは今の枠がキープできればいいし広げるのは俺の役目じゃないしと思っている。国鉄か!
posted by Mozzo at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年末年始旅 序

全く持ってタイミングを逸した話題だが、先の年末年始は旅行をした。年末年始なんぞ自宅にいてもかえって煩わしい。旅行だと言い切ってしまえば気が楽だ。

私には微妙な鉄分が含まれている。ヘモグロビンが貧血がと言いたいわけじゃなくて、鉄道趣味のことである。
あまりにもほんのわずかの鉄分で、ちゃんとした(?)鉄道趣味とは到底言い難い。趣味というのもおこがましい。
鉄道は巨大なシステムであるため、装置や設備や運行システムやら趣味としての観点が広い。いろんな人がいる。100年以上に及ぶ歴史のあるものでもある。さまざまな分野に深いファンがいる。やたら車両の形式に詳しい人がいるし、物を集めている人もいるし、全国の路線をのりまくる人もいる。みんな熱い。
私にはその記憶力も熱意も足りないのである。
それでも単に電車に乗って早く移動したいのではなく、移動する過程をゆっくり楽しみたいという気持ちはある。のぞみに乗るよりこだま(できればグリーン車)。新幹線より在来線。特急より普通電車。
まぁタモリ倶楽部の鉄道をテーマにした回を面白くみられる程度の鉄分と思っていただけたらいい。

ま、そんなわけで今回はじめて青春18きっぷというのを買ったのである。
多くの人がご存じだと思うが期間を区切ってJRの在来線自由席が乗り放題になる切符である。
5日分あるいは5人分。一枚の切符に5個スタンプを押すようになっており、スタンプひとつで一人一日乗り放題である。同じコースで移動するなら最大5人で使うこともできる。
在来線自由席限定なので新幹線は自由席であっても乗れない。特急・急行は基本的に乗れないが、新幹線が通ったせいでJRの普通列車が通らなくなった(第三セクター化したのかな)区間は特急の自由席のみ乗れるとか。普通電車ならグリーン車自由席も券を買えば乗れる。指定席はだめ。と聞いた気がする。
買える期間も使える期間も限られているのでむつかしいのである。

ちなみにこのブログは情報の正確性に関してはダメダメなので信じないように。青春18きっぷがあるのはうそではないが、特急云々はうそのような気がしてきた。

まいいか。

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私は旅行は好きなのであるが、いわゆる観光地を巡るような忙しい観光旅行は嫌いだ。
観光名所神社仏閣など嫌いではないが人ごみに行きたくないのである。忙しい日常から離脱したいのに人ごみに行ってどうする。
かといって、山奥にこもりたいわけでもないし(アウトドア嫌い)、さびれた山村を訪ねてなんて旅がしたいわけでもない。だいたいどこに泊まるの。山村の見知らぬ家庭を訪ねて泊めてもらうなんて、コーディネータ会社に頼まないとできないのよ。そういうテレビ番組あるけどね。

普通の地方都市に長期滞在。これが理想である。
駅があって、駅前にマクドナルドがある程度に開けた普通の町。駅の反対方向に5分もあるけば住宅街。そんな町。ま、ビジネスホテルくらいないと滞在できないけどね。
普通の生活を知らない街でやる。スーパーのお惣菜の品ぞろえの違いに驚く。味噌汁の味が違うことに驚く。引っ越し直後みたいな感覚を楽しみに行きたいのである。

とはいえ一か所に滞在だけでは鉄道旅にならぬ。移動しては滞在を繰り返して青春18きっぷを使い切ってきた。
今回はそんなのんびり移動&滞在旅で考えたことを何の脈絡もなくつづっていこうという趣向である。いや、趣向なんてものではないんだが。あまり旅行と関係なくとも旅行の時に考えたことは何でも書く。はてさて何回続くか。
今回で終わるかもしれぬが。せめて1回目は書きたい。
posted by Mozzo at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電車車内の安全はハードでは実現できないのかもしれない 車内検札を頻繁に

犯人が阿呆であることは否定できないがどうにも理解できないその場の雰囲気。

引用ここから====
女性のふくらはぎ45分つかみ続けた県職員停職
2015年07月17日 11時50分

 広島県は16日、JR山陽線の電車内で女性の脚を触ったとして県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された、県北部総務事務所の男性職員(49)を停職3か月の懲戒処分にした。

 職員は同日付で辞職した。

 発表によると、男性職員は6月20日朝、走行中の電車内で隣に座っていた女性のふくらはぎを約45分間つかみ続けた。県の調査に対し「深酔い状態で意図的ではなかったが、やったことに間違いはない」と話したという。
2015年07月17日 11時50分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
引用ここまで====

10秒とかならわかる。わかるというのはこの犯人の行為を正当化するいみでの「わかる」ではなく、周囲の状況としてそういう事態に陥ったとしても無理はないという意味である。
10秒間なら周囲も「ん!?」と反応できなくともわかるという意味だ。

45分間。
ローカル線に乗る時間としては長い。果たして被害者の女性はどのような状況であったのか。自分が降りる駅の前だったのか、過ぎてしまったのか。逃げられないほど強くつかまれていたのか恥ずかしくて声を上げられなかったのか。
当然この女性に非はないし、過ぎたことだと放っておいてほしいとご本人が思っているかもしれない。だがこの辺のディテールを報じておくのは悪いことではない。今後のためだ。

被害者女性が嫌がっているそぶりを見せようが見せまいが、45分間他人のふくらはぎをつかんでいるという光景は異常だ。
周りは気付かなかったのであろうか。

周囲が気付いていながら見て見ぬふりをしたとしたら悲しい。誰しもが加害者49歳男性に対抗できるわけではあるまいが若い男性もいようし、仮にひ弱な人でも束になってかかれば対抗できる。加害者がターミネーターのように強かったわけでもあるまいに。
たとえ周囲に女性一人しかいなかったとしてもなにもできないわけじゃない。たいてい痴漢行為をするような連中は軟弱で妄想を育てたような奴であって、一人で弱そうな女性を狙うものだ。そこにか弱き女性とて一人加勢しただけで状況は逆転すると思う。
無論例外はあるわけで相手を見て行動せねばいかんとは思うが、即座に警察に連絡し、その場でできることはやること。それが人の道だと思う。

痴漢をするような男は大したマッチョでもあるまい。被害者が怒って殴り飛ばせば良かったのかもしれぬ。それをできる体力と精神力がある人はそうすればいいと思う。触られて殴ったら過剰防衛となるのかね。冤罪につながることはいかんので目撃者として第三者を巻き込むのが原則だと思うが周りに誰もいなかったら実力行使だ。
冤罪がありうるほど周囲に人がいれば目撃者に事欠かないわけだし、周囲に人がいなくて殴り返したなら殴られたほうにそれだけの理由があるだろうよと判断されるだろう。過激な意見だろうか。法律的にどうなんだろうか。法律はこうした状況の被害者を即座に救う能力を持っているのか。

とはいえ、すべての人に反撃する能力を求めるわけにはいかない。そもそも卑劣な痴漢は気の弱い人を狙うのだ。気が弱いあるいは気が弱いように見えるのは決して責められるべきでことではない。

広島のJR山陽線と言えば幹線とはいえローカルだ。
車両も人を詰め込むことより居住性を重視している可能性がある。ロングシートでなくクロスシートであるとすると、陰に隠れて女性のふくらはぎをつかんだら他人に見えないかもしれない。そして悲鳴を上げることすらできない被害者。
降りることすらできず45分間というのが真相ではなかろうか。

これは車内環境そのものを見直さなければならないのではないか。

とはいえ具体的には難しい。
全部ロングシートにしてしまえば異常行為も丸見えでいいかもしれぬが、座れない人が多々でる。クロスシートでも全部ボックス固定にすべきか? これも不便だ。飲み物一つ置くことができないから旅行者や仕事帰りに一服という人に不便だし、そもそもボックスではやはり死角が出る。

完璧な解決策は出ないのだがあらゆる状況にプラスなのは車掌が車内を頻繁に回ることだ。
最近は交通系のFelica(スイカとかイコカとか)が普及して車内検札がなくなった。仮に検札で車内精算が一件もなかったとしても意味があったのではなかろうか。
そして、車内検札に回れないほど混む列車の解消も促していることになる。

よく「不審なものを見かけたらお近くの乗務員に」とアナウンスされるが、乗務員近くにいませんから〜〜〜〜〜〜残念っ!!(いつのネタや)。
posted by Mozzo at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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