2015年08月18日

海女の萌えキャラ あまい騒動

何でもかんでも抗議していいってもんでもないでしょという報道。

引用ここから====
「不快感覚える」海女萌えキャラ、反対署名提出
2015年08月14日 10時24分

 海女をモチーフにした三重県志摩市公認の萌えキャラ「碧志摩メグ」を巡り、「女性を蔑視するデザインだ」として、市の公認撤回などを求める署名活動を展開していた市民らが13日、309人分の署名を大口秀和市長と井上裕允市議会議長宛てに提出した。

 市役所を訪れたのは、現役海女の母親(65)を持つ同市の主婦(39)。主婦によると、市内のCしたのをはじめ、元海女や男性の海士ら計211人の海女漁関係者が含まれているという。

 提出後、取材に応じた主婦は「碧志摩メグは海女の信仰心や潜水技術といった文化的な面とかけ離れていて不快感を覚える」と説明、「今後は市の対応を待ちたい」と話した。担当する市観光戦略室は「関係者と対応を協議するが、公認を撤回するつもりはない」としている。

 萌えキャラは昨年10月、四日市市の企画会社が制作したデザインを市が公認、名前を公募して碧志摩メグに決まった。しかし、「磯着の前裾がはだけ、胸の形まで分かる」と市民の一部から批判の声が上がり、署名活動に至った。
2015年08月14日 10時24分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
引用ここまで====

なるほどイラストを見てみればいわゆる萌えキャラといえばいいのか。服の裾ははだけ胸の形はくっきりと見え髪は長くたなびきと、そんな海女はいねーぞというのは確かにそうだ。仕事にならんだろうに。
個人的な意見を言わせてもらうと、この手の萌えキャラとかもっと広くアニメキャラみたいなのは嫌いである。好みの問題であるので文句を言われても困るが、生理的に受け付けないのである。いーっとなる。
だがそれを好きだという人に文句を言うことではない。
良かれと思ってやっている人に文句を言うほどのことかと思う。海女をモチーフに萌えキャラを描いただけでしょうに。世に婦警やら女医やら看護婦やらをモチーフにしたものは昔から山ほどある。
この市民とやらは、これまで婦警やら女医やら看護婦やらをモチーフにしたものは看過していたのに海女がモチーフになると騒ぐんですかね。自分たちのことだから? 自分たちのことだから騒ぐというのもわからんではないが立ち位置に普遍性がない。

これは邪推なんだろうと思うんだが、この主婦なる人物が騒ぎの種を見つけたというだけじゃないかという気がする。

母親が海女だけど本人は違うんだ。親の職業を尊敬しているのに継がないって言うのか。海女である母親が抗議していないのに娘が抗議に打って出るのか?
違和感がある。
署名した人も少なくなかったようだが、漁村というのは同調圧力が強いものだ。都市生活者からは想像もつかない。それで「現役海女約250人のうち97人が署名」ってのはどうなんだろう。半数以上は相手にしていないわけだ。署名した人もまぁ付き合いでってなところじゃなかろうか。真に当事者の総意なら100%になる。都会じゃそうはいかないが漁村農村ってのはそういうものだ。

この萌えキャラキャンペインに接して、自然に反感を覚える人がどれだけいるのだろうと思う。海女当人だったとしても「私らこんなかわいくないわよぉ」「実物見て腰抜かさんといてね」と笑い飛ばすだけじゃないか。それが大人ってものだ。
どうにもこれを言い出した人に、都市生活者の活動家的な発想を感じるのだ。真の生活者であるなら、「御託はいいから飯の種を持ってこい」だろうに。

まぁ現実の話として、世に萌えキャラゆるキャラが溢れすぎていて、後発でこれが受けるとは思えぬ。イラスト一発ではね。現実の売れてないアイドルとリンクさせて、実際に海に潜らせるくらいのことをせんと観光による振興にはつながらないだろうねぇ。過酷だけど。
イケメン美少女を何人か集めて、海女・海士をやらせてその姿をテレビで公開する。寒い、つらいとテレビの前で泣かせる。でも頑張ると言わせる。獲物を売るイベントを開く。そのくらいやらんと。
ま、それをやっちゃうと人権侵害か。
そういう意味で今回の騒動、仕込んでやっているならなかなかの策士である。
ニュースになった時点で勝ち。
posted by Mozzo at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奨学金が収入で保護費減額って あんたたち馬鹿ですか

当たり前だろうが、という裁決。
河北新報から引用する。

引用ここから====
「奨学金は収入」を取り消し 国が裁決

 高校生の長女の奨学金を収入と認定し、生活保護費を減額した福島市の処分を不服として、同市の30代女性が請求した再審査について、国は17日までに同市の処分を取り消す裁決を出した。
 女性を支援する市民団体などによると、長女は2014年4月に高校に進学。4、5月で計9万円の奨学金を受給した。市は奨学金全額を収入と認定し、生活保護費を9万円減額した。
 女性は昨年6月、福島県に審査請求したが、県は棄却。12月に国に再審査を請求していた。国は県の裁決も取り消した。裁決は6日付。奨学金を収入と認定した経緯を女性に明確に説明しなかったことなどを取り消しの理由に挙げている。
 女性はこの問題で、福島市に減額処分の取り消しと、長女と合わせて計100万円の損害賠償を求める訴えを福島地裁に起こしている。訴訟の対応は今後協議する。
 福島市は「裁決について重く受け止めている。今後、適切な事務処理に努めたい」と話した。
引用ここまで====

お金が入った、収入だ、保護費は減額だと条件反射のように動く低レベルな発想が許しがたい。お役人ってのはそれなりにお勉強しないとなれないはずなんですがね。馬鹿なんですか。

無論生活保護費を不当に受け取る輩もいるわけでチェックは必要である。だが、それは正しくあるべしという当たり前のことをやればいいわけであって、保護費減額をしたというのが成果ではない。まさか、いくら減額したかが成果として競われているわけじゃあるまいな。そう疑われても仕方ないくらい知性が欠けている。
奨学金をもらえるということは、将来が見込める若者に勉学に専念してもらおうと支給されるものである。勉学に励むということは一面その場では金の儲からないことに時間を使うことだ。
それを相殺するような措置というのは、いわば公の義務である生活保護を別の資金に付け替えただけであって、義務の放棄である。本質的には利益供与を強要したといっていいのではなかろうか。

こいつらの発想だと、そのうち「高校にいかんと働けや」と言い出すぞ。
高校は義務教育ではないにせよ、高校を出るくらいの教育を受けて初めてスタートラインにつけるというご時世だ。よっぽどの才能がない限り、中卒では底辺の生活に甘んじることになる。貧困の再生産に加担してどうする。
役人はなにも生産しない。税金で飯を食っている。それでも存在が認められているのは、社会をうまく調停し、富を分配し、将来を見据えたコントロールを託しているからだ。
若者の将来をつぶし保護費減額に汲々としているなら存在価値はない。役人をやめて生産的な仕事につけ。
私が権力者ならこの判断にかかわったすべての人間を馘首し、この親子に土下座させ、私費で賠償させるね。
そのくらいに憎たらしい。どうせ身内でかばって名前すら出ないんだろうけど。
posted by Mozzo at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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