2011年07月18日

暴力団の資金源をバンバン叩いて欲しい

鳥のメジロの捕獲が原則禁止になったそうである。
飼育目的で1世帯に1羽だけは認められていたのが禁止になったそうな。

メジロは愛好家の人気が高いらしく、密猟が横行しているそうである。
驚いたのは密猟したメジロの売買に暴力団が関わっていることがあるということ。メジロまでが資金源とは。

ある意味暴力団らしい「商売」が年々締め付けられていく中、資金のためには何でもやるということなのであろう。

アワビやナマコの密漁にも暴力団が関与しているという。暴力団の下っ端の若い人がやる例もあれば、金に困った人を勧誘してダイビングスクールに入れて訓練してやらせる例もあるとか。
高級果実を中心に農園からの盗難が多発しているが、これも暴力団の関与が疑われている。量が多く、盗むのも捌くのも素人・個人には難しい。

若干暴力団らしいのは山奥にビニールハウスを建てて大麻の栽培というのもあった。それだって作っているものを別にすれば地味な農作業だ。

暴力団を志向する若い人は、繁華街を肩で風切って歩くのを夢見ていたかもしれない。でも現実は海で密漁、山で大麻栽培。不謹慎だがここまで来ると滑稽である。

しかし、暴力団の資金源となれば滑稽だと笑ってはいられない。

海での密漁にしても、農作物の盗難にしても、パトロールが生産者の手に負えないということである。
自分の作物や漁場を守るのは自分たちでやれというのも理屈ではある。しかし、視点を暴力団への資金を絶つということに切り替えれば、警察や海上保安庁がもっと予算をかけて監視するということをしていいのではなかろうか。
それでついでに農業や漁業、野生生物が保護されるのだから一石二鳥と考えて欲しい。


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違法なことをしても構わない、他人を苦しめても構わないと開き直ってみれば世の中には資金源がいくらでも転がっている。
それを末端で一つずつつぶしていくのも大事であるが、資金源にされにくい構造にすることも大事であろう。

いい例が貧困ビジネスである。
ホームレスの人を集めて生活保護を受けさせ、その金をピンはねするという手口が報じられたものである。
現金で渡すからダメなのである。そこに付け入る隙がある。
現金のかわりに食品や衣料品など目的別のクーポンで渡せばいい。プリペイドカードのような形にすればプライバシーも守れる。
また、生活の乱れた人に現金を渡せばそれが酒やタバコ、ドラッグ、ギャンブルに回ってしまう。本来滋養のある食べ物を食べたり、清潔な住環境にして働ける条件を整えるために使わねばならないのに。そういう面でもクーポンは効果がある。
事実、アメリカではそのような制度になっており、貧困ビジネスのような犯罪は問題にはなっていないという。
公の金にたかる構造は正さねばなるまい。


制度を悪用されるどころか、役所の一部が暴力団を始めとする反社会的な組織と結託して利益供与する例も散見される。公共事業をそうした組織の関連企業に発注したり、不当な開発許可を与えたりと事件が絶えない。
どうも役所の側もいいように利用されているのを黙認している感がある。トラブルを避けたいのかキックバックがあるのか。

これも密漁などと同じく、資金源を断つ目的と同時に他の目的(この場合公金の無駄をなくす)も達成できるのだからもっと力を入れていい。

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また法律面でも工夫が必要であろう。
一旦暴力団に流れた資金を強力に取り返せる法整備が求められる。複雑な資金の流れを解明して現金をおさえない限り被害が回復できないのであるならハードルが高すぎる。

たとえば例の6億円強奪事件であるが、暴力団の関与は明らかであるのだから、この時点で関係する暴力団から返還させるくらいのことをしていいと思う。現金がなければ不動産などをどんどん処分するのだ。


posted by Mozzo at 09:50| Comment(0) | まじめな正論! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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